結婚と執筆業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:26 UTC 版)
「ロバート・ガスコイン=セシル (第3代ソールズベリー侯)」の記事における「結婚と執筆業」の解説
1857年7月にノーフォーク裁判官の娘ジョージナ・アルダーソン(英語版)と結婚した。父ソールズベリー侯爵はこの結婚に強く反対し、ロバート卿への仕送りを打ち切った。そのためロバート卿は執筆業で食い扶持を稼がねばならなくなった。 『イブニング・スタンダード(英語版)』紙や『サタデー・レビュー(英語版)』紙、『クォータリー・レビュー』などに寄稿し、その中で民主主義に対する強い疑念を表明した。 ロバート卿は選挙権拡大に反対する論文の中で「有産者階級の特権は数の圧力に対する唯一の防波堤として維持されなければならない。それこそが保守党の任務である」「選挙権拡大は単なる数に、それが本来持つべきではない権力を与えるものである」「頭を考えるということに使ったこともない学の無い人々に冷静な政策を求めることなど不可能である」「選挙権を貧しい者に広げ、有産者に課税する道の行きつく先は、権力と責任の完全なる分離である。富裕層が全ての税金を払い、貧者が法律を作ることになってしまう」という考えを表明してる。 1865年1月に兄クランボーン子爵が子供なく死去したため、代わってソールズベリー侯爵家の嫡男となり、クランボーン子爵の儀礼称号を使用することになった。 [先頭へ戻る]
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