経済的紐帯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/20 09:38 UTC 版)
「インドとケニアの二国間関係」の記事における「経済的紐帯」の解説
インドとケニア間の貿易と経済的結びつきは成長を続けている。2010年から2011年までの間の二国間貿易の総額は24億ドルであったが、ケニアのインドからの輸入額は23億ドルを数え、貿易収支はインド側が大幅な黒字である。インドはケニアにとって、貿易総額が6番目に大きく、金額ベースで最も多くの財とサービスをケニアに輸出している国である。インドがケニアに輸出している品目としては、医薬品、鉄鋼、機械、車両がある。ケニアのインドへの輸出品は、工業用炭酸ソーダ、野菜、茶葉など大部分がコモディティである。 ケニアにおけるインド企業のプレゼンスは大きな地位を占め、タタ・グループ、エッサール・グループ、リライアンス・インダストリーズ、バーティ・エアテルといったインド企業がケニアで事業を展開している。インドの政府系金融機関(英語版)、バローダ銀行(英語版)とインド銀行がケニアで営業している。 ケニアはインドにおいて観光客の誘致に取り組んでいるが、両国を結ぶ航空便の本数が少ない。ムンバイ=ナイロビ便とデリー=ナイロビ便がケニア航空により提供されている。1951年に運行が始まったエア・インディアによるナイロビ便は、同航空会社にとって2番目の国際便であったが、2010年に最終的に廃止された。
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