経営移管と心臓病センター開設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 05:58 UTC 版)
「石川島記念病院」の記事における「経営移管と心臓病センター開設」の解説
2012年(平成24年)4月1日に、IHIグループ健康保険組合から医療法人社団健育会に病院の経営が移管され、病院名がIHI東京病院から石川島記念病院に改称された。手続きとしては、本来であれば、従来の病院を廃止したうえで新たな病院を開院するという流れである。しかしながら、IHI東京病院が所在する地域ではすでに病床数が多かったため、新たな病院を設立することができなかった。そこで、「地域医療を守る責任を果たす」という条件をつけて、IHIグループ健康保険組合から健育会への引き継ぎが特例的に認められた。 IHIグループ健康保険組合は、当院の経営を移管する時点でIHI播磨病院も経営していたが、このIHI播磨病院については現在もIHIグループ健康保険組合による直営の健康保険組合立病院のままであり、病院名もそのままである。また、IHIグループ健康保険組合の母体企業であるIHI自身も、直営の企業立診療所を現在も経営している。 経営移管後、より特化した医療を提供する目的で、心臓病センターが開設された。全病床47床のうち、半数は常に心臓病の患者で占められていた。心臓病センター開設以降、後述する診療休止までは、心臓病センターと、古くから実績のある整形外科が2枚看板であった。
※この「経営移管と心臓病センター開設」の解説は、「石川島記念病院」の解説の一部です。
「経営移管と心臓病センター開設」を含む「石川島記念病院」の記事については、「石川島記念病院」の概要を参照ください。
- 経営移管と心臓病センター開設のページへのリンク