組織・行事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/25 16:59 UTC 版)
教祖会田ヒデの後継者のうち、ヒデの魂の再生たる天啓者を「教主」と称し、組織の最高位に置く。その他の後継者は「教嗣」と呼ぶ。教嗣は神格者であり、信仰の象徴として崇められる。 信徒の数は公称15万人。実数は10万人強とみられる。その多くは愛知県内に集中するが、全国的に布教活動を展開している。組織の拡大に伴い、東京に「東京教務庁」を、仙台に「東北教務支庁」をそれぞれ設置した。2006年現在、51の教会と58の支部を有する。 1981年、教学校制度が開始した。入校試験で選抜された信徒がここで学び、卒業後には教師として後進の育成に当たる。教師の数は約4,000人とされる。聴講制度も設けられている。卒業者のうち天の許しを受けた者は、「お授け」を授与され、「教徒」と呼ばれるようになる。この儀式は毎年11月3日に実施され、1度教徒となった者は、何度転生しようとも「お授け」をあらかじめ有することができるとされる。 本部や支部の清掃などの奉仕活動(「ひのきしん」と称する)によって、徳を積むことができるとしている。また青年会活動が盛んであり、毎月第3日曜には会合が開かれる。児童を対象にした夏季研修や運動会などの活動も行われている。
※この「組織・行事」の解説は、「世界心道教」の解説の一部です。
「組織・行事」を含む「世界心道教」の記事については、「世界心道教」の概要を参照ください。
- 組織・行事のページへのリンク