納入まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 04:39 UTC 版)
「台湾鉄路管理局EMU3000型電車」の記事における「納入まで」の解説
2020年末を予定していた1次車の受領については新型コロナウイルス流行の影響で引渡が遅れ、営業運転開始予定が2021年2月に延期され、さらに技術者の渡航に支障が生じたため6月の引渡も延期、7月末に花蓮港に上陸することになった。 上陸に先立ち、台鉄側は定期列車としては引退しているEMU100型電車を車両限界測定のために花蓮臨港線へ乗り入れさせたほか、花蓮港駅から分岐している臨港線の支線を花蓮港8号埠頭に延長させ、2021年7月に建築限界確認を兼ねてDR2800型気動車12連を埠頭まで試運転で運行した。 日立側も笠戸事業所で降松神社の神主を招き安全祈願式を執り行った。第1編成を搭載した貨物船は7月30日に花蓮港に入港、同日に陸揚げされた際は交通部長(閣僚)の王国材(中国語版)も立ち会った。 樹林調車場(台北機務段(中国語版))への回送と、構内試運転を経て、8月19日より本線上での試運転を開始した。 笠戶事業所での安全祈願式(2021年7月21日) 下松港で積み込まれる車両(2021年7月28日) 花蓮港から甲種回送中の列車(2021年8月2日)
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