紀元前418年とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 紀元前418年の意味・解説 

紀元前418年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/24 06:17 UTC 版)

世紀 前6世紀 - 前5世紀 - 前4世紀
十年紀 前430年代 前420年代
前410年代
前400年代 前390年代
前421年 前420年 前419年
紀元前418年
前417年 前416年 前415年

紀元前418年(きげんぜん418ねん)は、ローマ暦の年である。

当時は、「フィデナス、アクシラ、ムギラヌスが護民官に就任した年」として知られていた(もしくは、それほど使われてはいないが、ローマ建国紀元336年)。紀年法として西暦(キリスト紀元)がヨーロッパで広く普及した中世時代初期以降、この年は紀元前418年と表記されるのが一般的となった。

他の紀年法

できごと

ギリシア

  • スパルタ王アギス2世は、アルゴスとの戦いで有利な状況であったにもかかわらず休戦に応じたことを告発され、家を壊された上で、1万ドラクマの罰金を課されそうになったが、将来、より大きな成果を勝ち取ると約束して難を逃れた。
  • マンティネイアの戦い (紀元前418年)は、両軍がそれぞれ1万人の兵力を動員し、ペロポネソス戦争最大の地上戦となった。アギス2世率いるスパルタ軍は、アルキビアデスの勧めによってスパルタ王アギス2世との条約を破ったアルゴスと、その同盟者であったアテナイエーリスマンティネイア (Mantineia) に対して、大勝利を収めた。アギス2世の大勝利は、直前の休戦をめぐるスパルタ市民の憤りを埋め合わせた。アテナイ軍の司令官であった将軍ラケスは、この戦いで討ち死にした。
  • スパルタの勝利に影響を受けたアルゴスの住民たちは、統治形態を民主政から寡頭政へ変更し、アテナイへの支援をやめて、スパルタと同盟を結んだ。アルゴスの同盟者の多くが、同じようにスパルタ側についた。アテナイは、いよいよ孤立化の度を深めた。
  • アルキビアデスは、アテナイ市民にシュラクサイ(シラクサ)を征服して、シケリア(シチリア)カルタゴを服従させ、スパルタとの戦争を終わらせることができるだけの加勢を得よう,と訴えかけた。アルキビアデスの大胆な攻撃的計画は、アテナイ市民たちの支持を獲得した。 

誕生

死去

脚注

注釈

出典

関連項目


「紀元前418年」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「紀元前418年」の関連用語

紀元前418年のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



紀元前418年のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの紀元前418年 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS