精神・神経系の副作用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/07 17:02 UTC 版)
アメリカ食品医薬品局 (FDA) は2013年にメフロキンの精神神経的な有害作用(投与中止後も残存する場合がある)について添付文書に黒枠警告 (en:Boxed warning) を設置させた。精神症状には『悪夢・幻視・幻聴・不安・抑うつ・異常行動・自殺企図』がある。神経症状には『眩暈・平衡失調・耳鳴』がある。添付文書では、軽度の症状が重篤な副作用の予兆となるので軽度な症状がみられたら服用を中止すべきとしている。 マラリア予防にメフロキンを服用した1万人に1人の割合で入院を必要とする中枢神経症状が発現する。より軽度な症状(眩暈・頭痛・不眠・明晰夢)は最大25%に出現する。主観的な評価によると、旅行者の11〜17%で幾許(いくばく)かの不自由が生じていた。
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