管理者承認モードとは? わかりやすく解説

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管理者承認モード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 05:04 UTC 版)

ユーザーアカウント制御」の記事における「管理者承認モード」の解説

Windows XPまでは、管理者ユーザー管理特権持っており、マルウェアを含む全てのソフトウェア管理特権持った状態で実行しOS全てアクセスすることができた。逆に管理者ない場合権限必要な動作行おうとすると権限がないというエラーメッセージ受け取ることになる。 Windows Vistaからは管理者ユーザーとしてログオンすると、アクセストークンが2つ用意される1つ標準ユーザーと同じ権限、もう1つは完全な管理者権限持っている管理者としてログオンしてプログラム実行して通常標準ユーザーと同じ権限しかなく、セキュリティもしくはOS安定性関わる操作行おうとすると、「昇格プロンプト」と呼ばれる実行許可する確認を取るダイアログ表示される。ここでユーザー許可すると、権限が「昇格」されてはじめプログラム管理者権限実行される。なお、標準ユーザーであってもダイアログ表示されるが、許可するには管理者資格情報入力が必要となり、許可した場合プログラム選択した管理者権限実行することになる。 通常昇格プロンプトは「Secure Desktop」と呼ばれるモード行われる。このモードでは画面暗転し、権限昇格を行うウィンドウ以外は一時的に操作できなくなる。これは権限昇格要求するアプリケーションによってユーザーインタフェースマウス操作されないようにするための措置であり、これによりマルウェアなどが勝手に実行許可することを防いでいる。なお、最小化されているアプリケーションから権限昇格を行う必要がある場合前面ウィンドウフォーカス失われないようにするため、Secure Desktopウィンドウ最小化された状態で表示される。ただし、通常のウィンドウとして表示させることも可能であるが、マイクロソフト推奨していない。

※この「管理者承認モード」の解説は、「ユーザーアカウント制御」の解説の一部です。
「管理者承認モード」を含む「ユーザーアカウント制御」の記事については、「ユーザーアカウント制御」の概要を参照ください。

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