管弦楽・協奏的作品
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「エマニュエル・シャブリエ」の記事における「管弦楽・協奏的作品」の解説
狂詩曲『スペイン』(1883年) 1882年、妻とともに4ヶ月間スペインに滞在し、このときの印象をもとに作曲したのが狂詩曲『スペイン』である。6分ほどの短い曲だが、沸き立つようなリズムと歌、輝かしいオーケストレーションに彩られ、初演時から熱狂的に迎えられた。現在も演奏会の重要なレパートリーとなっている。また、スペインを題材にした管弦楽曲としては、ドビュッシーの『イベリア』、ラヴェルの『スペイン狂詩曲』、『ボレロ』などの先駆ともなっている。 楽しい行進曲(原曲はピアノ独奏曲、1888年) 晩年に近い1888年に「フランス行進曲」というピアノのための作品として書かれた。仲間たちと徹夜で呑んで朝帰りする際に思いついた曲だという。2年後、「楽しい行進曲」と改題し、自身の手で管弦楽版に編曲した。 田園組曲(原曲はピアノ独奏曲、1880年) ピアノ曲「絵画的小曲集」の中から「牧歌」「村の踊り」「木陰で」「スケルツォ=ヴァルス」の4曲を選曲し、自身の手で管弦楽用に編曲した。 ラルゲット(独奏ホルンと管弦楽のための協奏的作品、1875年)
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