筒描きTSUTSUGAKI
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/28 07:25 UTC 版)
「筒描き武者絵のぼり」の記事における「筒描きTSUTSUGAKI」の解説
武者絵のぼりの作り方には手描きのぼり・筒描きのぼりと、大量生産の型染のぼりがある。筒描きでは、生地に緋紅で下絵を描き、その布を竹枠に糸掛けをして張り下絵に沿って筒描きで表筒、表筒に合わせて裏から裏筒を引く。次に刷毛で図柄に沿って何回も裏表彩色をする。そして水洗いをして筒描きの糊を落とすと図柄が現れる。天日で乾燥して、顔描きと両家の家紋を入れて完成。図柄は、鯉の滝昇り・浦島太郎・養老の滝(孝子物語)・牛若丸と弁慶・日本武尊・神功皇后・賤ヶ嶽七本槍・七福神・宇治川・富士の巻き狩り・川中島の戦い竜虎・太閤加藤・錘馗幟(ショウキ)などが用いられる。また戦時中は、肉弾三勇士・日清日露などの図柄が好まれた。 児雷也 筒描き 児雷也 金太郎 染色 金太郎 錘馗幟 染色 錘馗幟 武者絵のぼり 表筒描き 裏筒描き
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