第6曲 合唱『新政権よ』(Das neue Regiment)
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合唱・トランペット3・ティンパニ・リコーダー2・オーボエ2・ファゴット・オルガン・弦楽器・通奏低音、ハ長調、4/4,3/2拍子 めまぐるしく曲が変化する自由詩のフィナーレ。短い弦楽器の前奏に続き、ソリストが新政権を呼ぶ。すると3拍子のアレグロに変わり、木管群の伴奏をともなって新政権への期待を切々と述べてゆく。4拍子アンダンテに戻ると、引き続きソリストは新政権に神の加護を祈願する。このパートでは弦楽器とオルガンも伴奏に割り込んでくる。再び新政権に呼びかけると、ようやくファンファーレをともなった合唱がヴィヴァーチェで政権の至福・救い・勝利をホモフォニーで祈願する。伴奏はいったんエコーで消えかかるが、3拍子のアレグロで曲は続く。通奏低音がオスティナートで間奏をなし、ソリストを先頭にヨーゼフ1世の理念にかなう執政を祈願した順列フーガに入っていく。ソリストからパートソロへと主題が引き継がれ、ゴールはファンファーレ群が担当してフーガが完結する。またもヴィヴァーチェに転じ、テノールを中心とするソリストたちのアリオーソに入る。ここでも伴奏3群が割り込んで主張する。2度目の大合唱によって曲はクライマックスを迎え、弦楽器→オーボエ→リコーダーの2音符弱音エコーのリレーであっさりと幕を引く。
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