第6曲 合唱『善き羊飼いよ』(Gute Hirte)
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ソプラノ・バス・合唱・フルート2・弦楽器・通奏低音、ト長調、2/2拍子 この曲はコラールでは閉じない。ガヴォットの讃歌がフィナーレを飾る。全楽器のイントロ主題を合唱が両端部として継承し、その中間にソプラノとバスによるイエス頌がはさまれている。この曲こそ、冒頭に述べた「宗教カンタータから世俗カンタータに再生された」曲である。原曲断片を検討すると、原曲は全編二重唱の曲で、両端の合唱パートは原曲には存在せず、本稿の宗教曲で初めて追記されたものと推測される。これは原曲から直接213番に編曲された可能性を否定するもので、184番が明らかに213番の原曲であることを示唆している。ただし、213番では中間二重唱はバスの独唱に変更されている。
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