第5原則 人身の安全の権利
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 08:58 UTC 版)
「ジョグジャカルタ原則」の記事における「第5原則 人身の安全の権利」の解説
万人は性的指向や性同一性に拘わらず人身の安全の権利を有する。性的指向や性同一性による暴力や傷害から、それが公務員やあらゆる個人ないし団体によるものであれ、国家により保護される権利を有する。 国家は、(a)性的指向や性同一性に関連したあらゆる形態の暴力や嫌がらせを予防し、そうした暴力や嫌がらせから当事者を保護するあらゆる必要な政策や措置を講じる。(b)家庭も含め生活のあらゆる場面において、個人や団体の性的指向や性同一性を理由とした暴力、脅迫、暴力の教唆、そして嫌がらせに対して適切な刑罰を科すためにあらゆる立法的手段を講じる。(e)公務員、そして実際にまたは潜在的に暴力を実行し得る者に、性的指向や性同一性に由来する暴力の要因となる偏見と闘うための意識向上の運動を実施する。
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