第2部 公現の後で
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 07:36 UTC 版)
「キリスト (オラトリオ)」の記事における「第2部 公現の後で」の解説
第2部は、バリトン、コーラス、オルガンのために作曲された「真福八端」で始まる。穏やかで瞑想的であり、第1部ほど華やかではない。実際、この楽曲は1855年に書かれており、リストは単にオラトリオの一部として使用することを決めたのだった。 次の「主の祈り」は、合唱とオルガンのための主の祈りを表しており、ラテン語のテキストのつぶやきと気分の憂鬱さは、「真福八端」とよく似ている。 しかし、「教会の創立」は、断固とした響きがある。 「奇蹟」は、キリストがガリラヤ湖の水の上を歩く場面を描いており、オーケストラが描写の主役を演じている。嵐が巨大な波を巻き起こし、使徒たちがイエスに「主よ、わたしたちをお救いください、わたしたちは滅びます。」と嘆願する。音楽は最初は劇的である。その後、イエスは嵐を止め、静かに曲が終結する。 「イェルサレムへの入場」は、ソリスト、合唱団、オーケストラで第2部を輝かしい終わりに導く。 第6曲 真福八端 第7曲 主の祈り 第8曲 教会の創立 第9曲 奇蹟 第10曲 イェルサレムへの入場
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