第2番 ト長調 K. 285a
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「フルート四重奏曲 (モーツァルト)」の記事における「第2番 ト長調 K. 285a」の解説
ドゥジャンのための3曲の四重奏曲の1つと考えられるもので、1778年1月か2月にマンハイムで作曲されたものと考えられている。しかし自筆稿が現存せず、モーツァルトの死後まもない1792年に出版された初版は、なぜか第1番 K. 285の第1楽章の後にこの2つの楽章をつけて3楽章形式とされているなど、妙なことも起きていた。また一部の学者たちの間では、この曲の成立や真偽について疑問が持たれている。 第1楽章 アンダンテト長調、4分の3拍子、ソナタ形式。 ゆったりとした歩みのうちに、フルートと弦楽の美しい対話が繰り返される。 第2楽章 テンポ・ディ・メヌエットト長調、8分の3拍子、三部形式。 典雅なギャラント様式の舞曲風な楽章である。
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