第2次拡大期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/02 03:41 UTC 版)
サータヴァーハナ朝は1世紀頃にはサカ族(西クシャトラパ等)に圧迫されていたが、2世紀初頭に、ガウタミープトラ・シャータカルニ王が現れると、西クシャトラパ(クシャハラータ朝)の王ナハパーナを倒し、西北デカンの地を回復するとともに北はマールワやグジャラートまで領域を拡大し、南はクリシュナ川畔まで及んだ。彼の残した碑文には「サカ人、ギリシア人、パルティア人を滅ぼした」とある。彼の治世から再びサータヴァーハナ朝の歴史を具体的に読み取ることが可能になる。彼の子プルマーイー(英語版)の時代には「南国の主」とまで呼称された。
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