第2曲:トゥオネラの白鳥
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「レンミンカイネン組曲」の記事における「第2曲:トゥオネラの白鳥」の解説
詳細はトゥオネラの白鳥を参照。 楽器編成:オーボエ、イングリッシュ・ホルン、バス・クラリネット、ファゴット2、ホルン4、トロンボーン3、ティンパニ、大太鼓、ハープ、弦楽合奏(最大13部まで分割) 物語:『カレワラ』第14章に基づいている。11章から14章に話が跳んでいるが、その間のあらましは次のとおりである。踊り好きの妻キュッリッキは、夫との約束を破って娘達の踊りの輪に加わってしまった。レンミンカイネンは激怒し、新しい妻を見つけに北国ポホヨラへ向かった(第12章)。ポホヨラの老婆から娘をやる条件にと、3つの課題が出された。ヒーシ(妖かしの森)の大鹿を捕らえること、ヒーシの火のような口をした雄馬に轡をはめること、トゥオネラ川の白鳥を一矢で射ること。レンミンカイネンは大鹿を捕らえ、雄馬に轡をはめた。そして白鳥を射るためトゥオネラ川へ向かった。(第13-14章前半)トゥオネラ川とは、冥界との境を流れる川で、音楽は、その川に浮かぶ幻想的な白鳥の姿を描いている。
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