第1週 - 第2週
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 22:11 UTC 版)
父が満州で戦死し、母を空襲で亡くして東京の戦災孤児となった奥原なつは、兄・咲太郎と妹・千遥とも別れ、1946年(昭和21年)5月、父の戦友だった柴田剛男の厚意で北海道・十勝で牧場を営む柴田家に引き取られる。当初剛男の妻・富士子には受け入れられるも他の家族からは冷遇されるなつであったが、家に置いてもらうために懸命に酪農仕事に取り組むなつの様子に、富士子の実父で家主の泰樹は次第に心を開いていき、嫉妬心を抱いていた同い歳の長女・夕見子も、なつを引き取った父の真意を聞き、親切になる。やがて泰樹の許可が降り国民学校に通えるようになったなつは、同じく東京から転入した絵が得意な同級生・山田天陽と親しくなり、学校の映画会で見たアメリカの漫画映画に興味を抱く。ある日、兄の咲太郎からの手紙の返事が無く、会いたい寂しさから、なつは家出をするが、自身を探し出した柴田家の人々の親身な優しさを知り、素直な感情をぶつけられるまでに打ち解けていく。
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