第八世界ファー・ジ・アースの守護者
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「主八界の神々」の記事における「第八世界ファー・ジ・アースの守護者」の解説
第八世界ファー・ジ・アースの守護者は"真昼の月"アンゼロットといわれる少女であり、彼女一人が守護者の任についている。世界と人間を深く愛しているが、目的のためには犠牲を辞さない冷徹さもあわせ持つ二面性のある守護者である。 第八世界では幻夢神(八大神の一柱)がほとんどの力を「夢を見る」ことに使っているため、守護者を作るために力を分け与えるほどの余裕をもっていなかった。そのため、はじめから守護者の力を持っている異世界の者を第八世界の守護者にスカウトした。それに抜擢されたのが第三世界で守護者を務めていた月女王アンゼロットである。幻夢神は「九姫争乱」によって死亡したアンゼロットの魂を拾い上げ、転生の代償として第八世界の守護者の任を与えた。第八世界の守護者はアンゼロット一人だけである。なお、第三世界のもう一人の守護者であるイクスィムの魂は裏界帝国の魔王ルー・サイファーに拾われ、転生の代償として侵魔(エミュレイター)の統率者としての任が与えられた。後にアンゼロットに倒され現在は二人の魂は同化している。 アンゼロットは世界結界に定められた「常識」に従い地上で守護者としての絶大な力を発揮することは禁じられている。ただし、ただの人間としての活動は許されているため、ウィザードたちの統括組織である世界魔術師協会の長の任につき、世界中のウィザードたちにエミュレイター撃退の任を与えている。 第二次古代神戦争の際、アンゼロットはエル=ネイシアに帰還のおり赤羽くれはを自身の代行者として指名した。これは帰還が短期的なものとなると予想してのことだが、その予想に反してアンゼロット不在が長期化しており、さまざまなひずみが現れてきている。 『セブン=フォートレス メビウス』のサポート記事において、かつて神として信仰され、主八界全体を広く観る視点をもつという設定の魔王フール=ムールの口を通じて、アンゼロットは後事をウィザードたちに任せられると判断してエル=ネイシアに帰還したこと、そのため現在の守護者はウィザードたちであるとも言えるという見方が提示されている。
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