第五巻『鷲の勝利』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 07:34 UTC 版)
テメレアと、死刑判決を受けたローレンスは引き離されて幽閉される。ローレンスを乗せた艦がフランス軍に破壊され、これを知ったテメレアは、人間を乗せないドラゴンたちとその世話をする人間たちによる民兵組織を作って、イギリスに上陸したフランス軍と戦い、イギリスの地を移動し、ローレンスとサルカイはその後を追う。フランス軍はロンドンを占領し、イギリス軍の指揮官であるウェルズリーはテメレアに将校としての権利を与え、フランス軍の進んだドラゴン戦術を模倣する。フランス軍の補給を妨害したうえで、イギリスに上陸していたナポレオンを罠にかける。だがコペンハーゲンから戻ってきたネルソン提督の艦隊は、リエンが"神の風”で起こした津波によって壊滅させられ、ナポレオンはフランスへの逃亡に成功する。イギリスからフランス軍を追い払ったウェルズリーは、ローレンスをオーストラリア植民地への流刑に減刑し、テメレアと3個の卵と共に送り出す。
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