第三章「意匠編」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/07 15:41 UTC 版)
建築を意匠の観点から「西洋系」「東洋系」「古代系」に分類している。そして、意匠、建築スタイルの変遷を進化主義、折衷主義、帰化主義と捉え、進化主義をとるように論じている。 進化主義は、生物の進化のように自然と建築が発達し善悪邪正の判断を行う能力があるとしている。折衷主義については、オリジナリティーの観点から否定している。 帰化主義については、国の滅亡時や劣等民族が優等民族に心酔した時に起こる現象として厳しい評価を与えている。 伊東忠太は西洋建築に肯定的、東洋建築に否定的であり、日本建築に対して革新性を求めた。
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