第一次世界大戦~第二次世界大戦初期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 04:52 UTC 版)
「旗艦」の記事における「第一次世界大戦~第二次世界大戦初期」の解説
無線による指令・命令が一般的に使用されるようになった。また司令部に属する人員の数も増えたため、旗艦用に特に居住区を設置した艦も作られた。特に駆逐艦で編成された水雷戦隊の場合、元より駆逐艦は居住施設が貧弱であるため、特に旗艦用として居住施設を拡充した嚮導駆逐艦が建造された。また第一次世界大戦時のドイツ海軍においては戦艦についても居住施設が貧弱であったため、旗艦戦艦「フリードリッヒ・デア・グロッセ」は、特に旗艦用として居住区を設けていた。 ただ、艦隊・戦隊の先頭に立って指揮する以上、最強の艦である必要があるという従来の意見も根強く、日本海軍は軽巡洋艦を水雷戦隊の旗艦として、駆逐艦を率いた。
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