第一巻『気高き王家の翼』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 07:34 UTC 版)
「テメレア戦記」の記事における「第一巻『気高き王家の翼』」の解説
時代は19世紀初頭、ナポレオン戦争の渦中。イギリス戦艦リライアント号の艦長ローレンスは、拿捕したフランス戦艦で孵化間近いドラゴンの卵を発見する。人間と絆を結んだドラゴンは国家にとって代えがたい戦力となるが人間の犠牲も大きいため、ローレンスはくじ引きで乗組員から絆を結ぶ人間を選ぶ。生まれたドラゴン"テメレア"はローレンスを選び、ローレンスは海軍を去って空軍に入らざるを得ない。ローレンスとテメレアはともに訓練を受け、優れた知性を持つテメレアとローレンスは深い愛情で結ばれるようになる。ドーバー海峡でのフランス海軍との戦いで、テメレアは"神の風”と呼ばれる強力な息により敵艦を破壊し、イギリス軍の勝利をもたらす。テメレアは中国皇帝からフランス皇帝ナポレオンに送られた、セレスチャル種と呼ばれる希少種であることが分かる。
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