笑翁妙堪墨蹟〈轅洲翁古稀賀偈/〉
| 主名称: | 笑翁妙堪墨蹟〈轅洲翁古稀賀偈/〉 |
| 指定番号: | 2297 |
| 枝番: | 00 |
| 指定年月日: | 1974.06.08(昭和49.06.08) |
| 国宝重文区分: | 重要文化財 |
| 部門・種別: | 書跡・典籍 |
| ト書: | |
| 員数: | 1幅 |
| 時代区分: | 南宋 |
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| 検索年代: | |
| 解説文: | 笑翁妙堪(一一七六~一二四七)は大慧宗杲の法孫で、育王山など諸山に歴住した南宋禅林の高僧である。本幅は轅洲翁の古稀を祝して書き与えた偈【げ】である。轅洲翁の伝は詳らかにしないが、妙堪と親交のあった文人と考えられ、その高潔な人格を磐石と喬松にたとえて称揚し、王公に近づかず、非凡の徳を〓老(老子)に比肩して、花甲に再度逢う長寿を念じている。やや青味の料紙に温和な書風で書かれ、妙堪の現存唯一の墨蹟である。 |
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