竹中宏
竹中宏の俳句 |
夜の紅葉層層ファシズムとも否とも |
熊野よ熊野よ雪花石膏に黄金虫 |
青葉木菟「薬くだされ」と上眼 |
竹中宏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 16:30 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動竹中 宏(たけなか ひろし、1940年9月6日 - )は、京都府京都市伏見区出身の俳人。
人物
1940年9月京都府に生まれる。京都大学文学部卒業。京都大学では第三次京大俳句会の復興に尽力した。京都大学卒業後、倉敷レイヨンに勤務。その後、大阪府立高等学校の教員となる。1958年、中村草田男に師事し、「萬緑」同人。1987年、「萬緑」を退会。1988年、「翔臨」を創刊・主宰。言語そのものをオブジェとする造型を基盤に多様な作品を展開(『現代俳句集成』紹介文より)。中田剛は「伝統を踏まえながら雅にも俗にもつかぬ複眼のダイナミズムと永遠の未完結性のうちに独自の俳諧をさぐる」と評している(『現代俳句大事典』「竹中宏」)。句集に『饕餮』(1984年)、『アナモルフォーズ』(2003年)がある。
参考文献
外部リンク
固有名詞の分類
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