競技に使用する器材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 05:29 UTC 版)
「ライフセービング (スポーツ)」の記事における「競技に使用する器材」の解説
実際に救助で使用するものと全く同じ器材もあるが、競技用に重さやサイズが変えられたものもある。 サーフスキー:約6メートルの細いカヤック状の乗りもの。手ではなくパドルを用いる。かつては救助に用いられていたが、現在は競技で用いるのみ。 パドルボード:ロングサーフボードに似たレスキューボードを競技用に軽くしたもの。 マネキン:プール競技において、溺者の変わりを務めるマネキン人形。重さは約4kgだが、中に水が入ると約40kgになる。自力で浮くことができない小柄な成人女性程度の重さに想定されている。 レスキューチューブ:実際に救助に用いられる。縦14センチ横95センチ程度の長方形のチューブ型浮き。たすき掛けができるようベルトが付いている。浮力があるため後部に浮かせたまま泳いで引っ張っていくことができる。チューブを溺者の体に巻きつけ浜辺まで運ぶ。 レスキューボード:実際に救助で用いられる。サーフィンに用いるロングサーフボードを改良したもので、ロングボードより長く重く、また浮力がある。両手の手のひらで水をかきながら進み、救助した者をボードに乗せて安全な場所まで運ぶため安定性にも優れている。安定性よりもスピードを重視したものはマリブボードと呼ばれる。
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