積立金の一般会計繰り入れについて(検討)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/09 05:54 UTC 版)
「外国為替資金特別会計」の記事における「積立金の一般会計繰り入れについて(検討)」の解説
積立金はこの特別会計が不足した場合取り崩されることとなるが、この特別会計は例年剰余金が発生する状況であるため、積立金が例年増えていく状況にある。そのため厳しい状況が続く一般会計への繰り入れが検討されている。鳩山由紀夫内閣が組んだ2010年度予算では外為特会の積立金から2兆9000億円の取り崩し一般会計に繰り入れられた。また2010年12月22日には、2011 - 2013年度予算に剰余金を全額、一般会計に繰り入れることを容認する方針を決定している。 剰余金・積立金は為替リスク(例えば円高)に備えるための変動準備金として考えられているが、算出法の経済学的合理性・妥当性については非決定論的である(なお、剰余金が単年度・フローの概念で、積立金がストックの概念とされる。)。
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