移民とその子孫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 02:10 UTC 版)
チリ南部への入植を目的としたドイツ人によるチリへの移住は1848年に始まり、ドイツ人コミュニティーが形成された。ドイツ人(ドイツ語を話すスイス人、シレジア人、アルザス人、オーストリア人も含む)は、チリ南部の文化や人種の形成に影響を与えた。15万人~20万人のチリ人がドイツ人を先祖に持っていると推定されている。。 全人口の約5%にあたる約70万人のチリ人がアラブ人を先祖に持つ。そのうち50万人はパレスチナ人の子孫である。 クロアチア人移民も多く、クロアチア系チリ人は現在38万人、全人口の2.4%いると推定され、4.6%のチリ人がクロアチア人を先祖に持つとされる。また、チリの全人口の4.5%(約70万人)以上がイギリス(イングランド、スコットランド、ウェールズ)出身者を祖先に持つ。 9万人から12万人のチリ人はギリシア人の血を引いており、その多くはサンティアゴやアントファガスタに住む。チリは世界で最も多くのギリシア人が住んでいる国のベスト5に入る。スイス人を祖先に持つ者は約9万人、フランス人の祖先を持つ者は全人口の約5%いるとされる。
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