称桓武平氏流坪内・壺内(壷内)氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 07:10 UTC 版)
「坪内氏」の記事における「称桓武平氏流坪内・壺内(壷内)氏」の解説
壺、陶器、塩などの運搬、海運などに携わっていた者の一族で愛媛県砥部町には砥部焼の庄屋坪内(壷内、壺内)氏があり、阿波国の平家(平重盛流)の出自であると自称している(坪は土と平に分け、土は士とし、平氏の士を意味し、壷、壺の字は士と亜、亞とワに分けられ、阿波の士を暗示しているという)。家紋は梅鉢紋、桐紋を主に用いているが代々家紋が無い(平家の出自を隠すために意図的に持たない)家もある。明治以降松山から今治、西条、新居浜など海沿いに多くあり、名字帯刀を許されるなど、海運などに従事していた有力商人の一族。壷内、壺内姓の方は祖先が愛媛県出身の可能性が高い。姓としての壺内(壷内)は本来は「壺内」が正しく、墓所墓石などは全て「壺内」を用いている。「壷内」は明治以降に一般に使用されたものである。
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