神社本庁との関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 05:39 UTC 版)
神社本庁は旧内務省の外局である神祇院を前身とする。1945年にGHQより発出された神道指令をうけて、政府機構とは分離、改組して、1宗教法人の神社本庁として発足した。神祇院は「神社神道に属する全ての神社」を「包括」下に置いていた(=管轄していた)が、神社本庁への改組・再編にあたり、包括下には加わらずに独自の道を歩む神社が多数でた。 京都市では、市内の有力な神社が中心となって神社本庁とは別の包括組織神社本教が組織され、新熊野神社はこの組織に参加した。2015年「頃」、新熊野神社は「神社本教」の包括下から離れ、「単立」となった。 神社本庁やその傘下の神社において、改憲推進団体「美しい日本の憲法をつくる国民の会」などが、改憲賛成の署名運動が行っていることについて、宮司の尾竹慶久は「我々の職務は、参拝者に気持ちよくお参りをしていただく環境を整えることに尽きます。不快感を抱く人もいる改憲運動を持ち込むのは、神職の職務放棄、神社の私物化です」と批判している。
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