神戸高速鉄道開業以前の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 01:06 UTC 版)
「湊川駅」の記事における「神戸高速鉄道開業以前の状況」の解説
神戸高速鉄道開業以前は現ホームの東隣に当たる湊川公園の築堤の地下に所在した、高さは周囲の地面と同じの半地下構造の駅で、改札口とホームは1階にあり、改札口は築堤の地下をトンネルで垂直に横切るバス通りに面していた。ホームは櫛形3面2線で、有効長は2両。東側(駅舎から見て奥側)から1番線、2番線となり、両端のホームが降車ホーム、中央のホームが乗車ホームとなっていた。1番乗り場は有馬線・三田線用、2番乗り場は粟生線用と分けて使用。ホーム突き当たりのわずかなスペースがそのまま改札口につながるコンコースとなっており、反対にホーム先端はトンネルの入口となり、そのまま北へ向けて湊川公園の築堤の地下をトンネルが通っていた。神戸高速鉄道乗り入れの際に現在の路線に切り替えられ、同時に事務室などの駅機能も地下に移転し、旧ホーム及び旧線路跡のトンネルは地下商店街「神鉄横丁」として活用されている。また、開業当時からの駅舎は現駅コンコースへの地上出入口やこの地下商店街への入口として現在も利用されている。
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