神原勝
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神原 勝(かんばら まさる、 1943年1月20日[1] - )は、日本の行政学者。北海道大学名誉教授。専門は行政学・地方行政論。特に自治基本条例、議会基本条例、自治体計画・政策に関する研究を行なっている。北海道樺戸郡浦臼町生まれ。
略歴
1967年(昭和42年)に中央大学法学部法律学科を卒業した。1969年(昭和44年)に、財団法人東京都政調会の研究員となる。1981年(昭和56年)、公益法人地方自治総合研究所の研究員となる。1988年(昭和63年)、北海道大学法学部の教授となる。(地方自治論、行政学)
2005年(平成5年)、北海道大学を退職。北海道大学名誉教授となる。北海学園大学法学部の政治学科教授・同大学院の法学研究科教授に就任。(自治体学、地方行政論)[2]
この他、北海道地方自治土曜講座実行委員(1995年~2007年)や公益社団法人北海道地方自治研究所理事長も務めた[3]。
妻に、ゴルフ場の環境問題の市民活動家の神原昭子がいる[4]。
主要著書
単著
- 『転換期の政治過程-臨調の軌跡とその機能』(総合労働研究所, 1986年)
- 『市民自治の制度開発 (地方自治土曜講座ブックレット)』(公人の友社, 1997年)
- 『北海道行政基本条例論(地方自治土曜講座ブックレット)』(公人の友社, 2003年)
- 『行政基本条例の理論と実際 北海道の経験から (地方自治ジャーナルブックレット) 』(公人の友社, 2003年)
- 『自治基本条例の理論と方法(地方自治土曜講座ブックレット)』(公人の友社, 2005年)
- 『自治・議会基本条例論 自治体運営の先端を拓く』(公人の友社, 2008年初版・2009年増補)
- 『議会・立法能力・住民投票(「都市問題」公開講座ブックレット 25)』(後藤・安田記念東京都市研究所, 2012年)
- 『小規模自治体の生きる道 連合自治の構築をめざして(福島大学ブックレット「21世紀の市民講座」)』(公人の友社, 2012年)
- 『議会が変われば自治体が変わる 神原勝・議会改革論集』(公人の友社, 2019年)
- 『東京・区長準公選運動 : 区長公選制復活への道程』(公人の友社, 2022年)
編著・共著
- 『身近な政治』(北海道大学放送教育委員会編, 北海道大学図書刊行会, 1991年)
- 『北海道 自治の風景』(神原昭子と共著, 北海道新聞社, 1996年)
- 『資料・革新自治体 続編』(地方自治センター資料編集委員会編, 日本評論社, 1998年)
- 『コミュニティビジネスと建設帰農 北海道の事例に日本の先端を学ぶ (地方自治土曜講座ブックレット)』(松本懿ほか共著, 公人の友社, 2006年)
- 『栗山町発・議会基本条例(地方自治土曜講座ブックレット)』(橋場利勝と共著, 公人の友社, 2006年)
- 『北海道の先進事例に学ぶ (地方自治土曜講座ブックレット)』(宮谷内留雄ほか共著, 公人の友社, 2007年)
- 『議会基本条例の展開―その後の栗山町議会を検証する (北海道自治研ブックレット)』(橋場利勝と共著, 公人の友社, 2008年)
- 『福島町の議会改革 議会基本条例 開かれた議会づくりの集大成(北海道自治研ブックレット)』(溝部幸基と共著, 公人の友社, 2010年)
- 『議会改革はどこまですすんだか 改革8年の検証と展望(北海道自治研ブックレット)』(中尾修ほか共著, 公人の友社, 2015年)
- 『総合計画の理論と実務 行財政縮小時代の自治体戦略』(大矢野修と共編, 公人の友社, 2015年)
- 『戦後自治の政策・制度事典』(辻道雅宣と共編, 公人の友社, 2016年)
- 『ここまで到達した芽室町議会改革 芽室町議会改革の全貌と特色(北海道自治研ブックレット)』(広瀬重雄ほか共著, 公人の友社, 2016年)
ブログ
- 『神原勝のブログ 下山の路傍にて』(http://kanbaramasaru.blogspot.com)
脚注
- 神原勝のページへのリンク