磯メガネ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 15:15 UTC 版)
潜水用のメガネで、明治20年ごろから使われ始める。 発明されるまでは、スメ(素目)(メクラサグリという)で海に潜り、春から夏場まで潜ると目が真っ赤に充血し、腫れ上がることも頻繁にあった。スメモグリの時期になると、手で海草を掻き分けて、岩の裏や割れ目を探るためにウツボに噛まれて手がささくれるなどの危険が多かった。 海女にとって磯メガネは最大の技術革新でもあり、発明された当時は海が見え過ぎて、獲物を多く獲り過ぎた為に使用禁止にした漁村もいくらかあった。
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