破損事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 09:02 UTC 版)
詳細は「原爆慰霊碑破損事件」を参照 慰霊碑への犯罪行為は何度か繰り返されている。慰霊碑に塗料がかけられたり、主語としてトルーマン大統領と書かれた札が貼り付けられたりした。2002年3月5日にかけられた赤ペンキは中の死没者名簿にまで達した。2005年7月26日にも、27歳の右翼団体構成員が、慰霊碑の碑文「安らかに眠って下さい 過ちは 繰(くり)返しませぬから」の「過ちは」の部分にハンマーで傷を付ける事件が起き、初めて慰霊碑そのものを新造交換することとなり、戦後60年を経てもなお癒えない、原爆という災禍の日本に与えた複雑な影響を内外に知らしめることとなった。2009年にも同じ動機で慰霊碑にささげられた花束を投げ捨てた人が礼拝所不敬罪で検挙される事件も発生した。さらに2012年1月4日には、慰霊碑に金色の塗料が噴きかけられる事件が発生する等、過去[いつ?]5回の破壊行為に遭っている。
※この「破損事件」の解説は、「原爆死没者慰霊碑」の解説の一部です。
「破損事件」を含む「原爆死没者慰霊碑」の記事については、「原爆死没者慰霊碑」の概要を参照ください。
- 破損事件のページへのリンク