石材としての利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 07:02 UTC 版)
凝灰岩は石材としては軽くてやわらかい部類に入る。比較的風化されやすいので細かい細工には向いておらず、塊状や切石の形で用いられることが多い。産地によって特徴があり、一部は「札幌軟石」「大谷石」や「十和田石」など産地名を付した石材名で呼ばれている。 大谷石 - 扱いやすさと耐火性から石塀や石蔵としてよく使用される。 伊豆青石や十和田石 - 大谷石より緻密。濡れても滑りにくいことから温泉の岩風呂に用いられる。 日華石 - 石川県ではよく利用されている。小松市で産出される。 佐久石 - 長野県佐久市で産出される荒船山由来の溶結凝灰岩(志賀溶結凝灰岩)。用途は間知石・切石・景石等。 なべた石-熊本県北部で産出される阿蘇山由来の溶結凝灰岩。用途は間知石.建築用板石・景石など
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