短調配列のダイアトニック・ハーモニカ
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「ハーモニカ」の記事における「短調配列のダイアトニック・ハーモニカ」の解説
ナチュラル・マイナー配列のハーモニカの演奏例 この音声や映像がうまく視聴できない場合は、Help:音声・動画の再生をご覧ください。 マイナー・キー配列の10穴ハーモニカの代表的なモデルとして、トンボ楽器製作所の、「メジャー・ボーイ」の Minor Key 版がある。以前は「マイナー・ボーイ」という機種名だったが、統合された。海外では、この「メジャー・ボーイ」と「マイナー・ボーイ」の名称自体、スラングに起因する性的侮辱的な名称としてとらえられ、商品に対する印象として非常に良くないため、 ウォー のハーモニカ奏者であるリー・オスカー(英語版) が彼のソロ・アルバムで「マイナー・ボーイ」を使って脚光を浴びたのをきっかけに、トンボ楽器製作所は リー・オスカー と契約を結び、リー・オスカー・ブランド をトレードマークとして使用することで海外進出を図った。 「リー・オスカー」と「メジャー・ボーイ」はケースと表面プレートは異なるが中身は「メジャー・ボーイ・シリーズ」と全く同一のリード・プレート、同一素材同一形状のコームを使用している。日本で一般的な「マイナー配列」(Minor Key Harmonica / Harmonic Minor Key Harmonica)の他に、「ナチュラル・マイナー配列」(Natural Minor Key Harmonica)もあり、海外では「ナチュラル・マイナー配列」の方が一般的に使われている。
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