真正細菌の翻訳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 20:40 UTC 版)
翻訳とは転写されたmRNAのコドン(遺伝暗号)にしたがって、リボソームにてアミノ酸がペプチド結合によってポリマー(タンパク質)になっていく過程である。翻訳に必要な材料は、 mRNA アミノアシルtRNA(20種類のアミノ酸に対応) リボソーム である。この中で、特に真核生物と異なる点はリボソームのサイズであり、真正細菌及び古細菌では70S(Svedberg単位)、真核生物では80Sとなっている。小サブユニット、大サブユニットに含まれるrRNAの長さも異なっている(詳細はリボソームを参照)。 翻訳過程は以下の段階に分類される。 開始 伸長 終結 これらの反応の詳細については翻訳の項で述べる。
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