県犬養吉男とは? わかりやすく解説

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県犬養吉男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 17:43 UTC 版)

県犬養 吉男(あがたいぬかい の よしお、生没年不詳)は、奈良時代貴族宿禰官位従五位下伊予介

経歴

聖武朝天平10年(738年右大臣橘諸兄の旧宅に集い、息子の奈良麻呂が宴を催した際に詠んだ和歌が『万葉集』に載せられている(この時の官職内舎人)。

孝謙朝天平勝宝2年(750年正六位上但馬掾の官位にあり、天平勝宝4年(752年玄蕃助として、大仏開眼の日に引道を奉仕している。

淳仁朝天平宝字2年(758年従五位下に叙せられる。その後、肥前守上野介を経て、天平宝字8年(764年)に発生した藤原仲麻呂の乱直後に伊予守に昇任した中臣丸張弓の後任として伊予介に任ぜられるなど、地方官を歴任している。

官歴

注記のないものは『続日本紀』による。

脚注

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  1. ^ 『万葉集』8-1585番
  2. ^ 『大日本古文書』巻3 - 356頁,337頁,392頁,408頁
  3. ^ 『寧楽遺文』下巻760頁,764頁
  4. ^ 『東大寺要録』2巻
  5. ^ 『大日本古文書』巻15 - 131頁

参考文献




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