看護学教育の起こりと学士号の変遷~衛生看護学士から看護学士へ~
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/03 17:00 UTC 版)
「学士(看護学)」の記事における「看護学教育の起こりと学士号の変遷~衛生看護学士から看護学士へ~」の解説
大学における看護学教育の起源は1896年(明治29年)、私立大学である順天堂大学医療看護学部の前身、順天堂医科大学附属順天堂医院看護学院が発足したことにある。1898年(明治30年)には大阪大学医学部保健学科の前身として大阪医学校附属看護婦養成所が、1899年(明治31年)に京都大学医学部人間健康学科の前身、京都帝国大学医科大学附属医院看護婦見習講習科が設立されるなど国立大学でも看護学教育が広がっていった。 1947年(昭和22年)に学校教育法が成立すると学士号は同法に基づく称号となり、1956年(昭和31年)には文部省が大学設置基準を定め、学士号の種類を25種とし、看護学の称号として衛生看護学士の称号を定めた。1958年(昭和33年)、大学設置基準が改正され学士号が29種に拡大。従前の衛生看護学士は看護学士と保健衛生学士に分割された。
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