盾卍から双円へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 18:23 UTC 版)
盾卍(たてまんじ)は、「卍」の四方が盾で守られているマークで、50年以上に渡って少林寺拳法グループで使用されてきたものである。 少林寺拳法の「教え」、「技法」、「教育システム」が統一された『世界で一つの少林寺拳法』実現のために卍から双円へとマークを変更した。また、一部の国ではナチスのハーケンクロイツを想起させ、場合によっては当該国にて刑事罰の対象にもなりかねないため使用することができず、世界で統一したマークを採用するために、2005年4月に双円(ソーエン)という新マークが作成され、盾卍はその座を譲った(一般社団法人SHORINJI KEMPO UNITYによるシンボルマークの説明)。 開祖は、盾卍のロゴマークの生産を特定の一社に任せ、その売り上げの数%を前妻及びその家族に渡るようにしていたとされる。一部の国でナチスを想定させると思われている、との意見もあったことから、WSKOでこれまで使われていた「拳とこぶし」のマークを使うのが自然の成り行きであったが、意匠権を統一するという経営上の観点から、現在のロゴに統一されたとも一般拳士からは思われている。この結果、盾卍をつかうことで自動的に前妻及びその家族へ流れていた資金はなくなり、完全に少林寺拳法ユニティが少林寺の意匠・ロゴからあがる資金を掌握できるようになった。
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