百井別れの概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 14:30 UTC 版)
百井別れは、百井峠と花脊峠の中間にある京都府道38号京都広河原美山線との交差点(三差路)であるが、ここが難所と呼ばれる所以(ゆえん)は、国道としては急すぎる分岐角度にある。百井別れから花脊峠方向へ登る国道477号と、鞍馬方面へ降る京都府道38号はほぼ2車線幅ほどあるセンターラインなしの道で、この2方向が道なりとなっている。国道477号のルートはこの交差点で道なりになっておらず、ほぼ180度転回しながら向きを変え、斜面にへばりつくような細い1車線の坂道で百井峠へと向かう。 百井別れにおける国道477号の右左折は、百井峠側から進入してきた場合は小型車(コンパクトカーや軽自動車)なら切り返し無しで花脊峠方面へ曲がれることもあるが、花脊峠側から進入してきた場合は百井峠側の方が狭路であるため、崖から落ちないように路肩側を比較的余裕を持って通行する必要があることから、四輪車ではほぼ切り返しが必要となる。また、ここから百井中央までの区間は非常に急な坂で路面の状態も悪く、しかも道幅が極めて狭い上にすれ違い可能な箇所はほとんどない。
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