発災時の機能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/09 04:10 UTC 版)
首都圏直下地震など首都圏で大規模かつ広域的な災害が発生した際は、政府本部(総理大臣官邸)および現地対策本部(有明の丘本部棟)において立案された救護物資等の輸送計画に基づき、世界・日本各地から集まる救援物資等を中継し、被災地へ搬送する物流実務を担当する。また、広域支援部隊等のベースキャンプとしても使用される。 緊急物資輸送拠点が臨海部に設けられたのは、阪神・淡路大震災において、陸上交通が遮断された地域への救援に海上交通が活躍した教訓を踏まえた配置である。海上輸送には本防災拠点に近接する耐震強化岸壁(9号岸壁、31号岸壁)を使用する。また、人工海浜内に舟運施設が整備されており、荒川・江戸川・多摩川の緊急用船着場などへの河川舟運も可能である。
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