発射台への輸送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/05 06:03 UTC 版)
「ケネディ宇宙センター第39発射施設」の記事における「発射台への輸送」の解説
組み立てが完了したスペースシャトルは、移動式発射プラットフォーム (MLP)の上に固定されたまま、クローラ・トランスポータ(無限軌道輸送車両)に載せられ、8時間近くかけて5 - 6km離れた39番発射台まで運ばれる。発射台に到着すると、MLP が支柱に固定され、クローラ・トランスポータは発射台から離れていく。なお、ペイロード(搭載物)はスペースシャトルとは別に、ペイロード輸送キャニスタの中に入れられて発射台まで運ばれる。 コロンビア号空中分解事故以降は、緊急時に備えてバックアップ用のシャトルが1-2ヶ月以内に打上げ可能になるようなスケジュールで、後続のシャトルの打上げ準備作業が進められるようになった。
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発射台への輸送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 02:37 UTC 版)
ロケットを発射台に輸送する方法はいくつか存在する。その例をいくつか挙げる。 初のロケット、V-2はペーネミュンデでロケット後部を発射台に向けたまま水平に移動させられた。これは最も一般的でソ連の大型ロケットやブランは全てこの方法で行われた。 過去にケネディ宇宙センター第39発射施設から打ち上げられたサターンVやサターンIBと同様に、スペースシャトルはまず初めにスペースシャトル組立棟でモバイル・ランチャー・プラットフォーム(英語版)(MLP)の上に垂直に組み立てられる。その後シャトルを乗せたMLPはさらにクローラー・トランスポーターに乗せられ、ゆっくりと発射台に向かう。ギアナ宇宙センターのアリアン5ロケットも同様のシステムが採用されている。
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