症状・病理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 08:37 UTC 版)
罹患魚は狂奔的遊泳行動を示す。外部所見として体色黒化、眼球突出、腹部膨満、体側や肛門付近の筋肉内にV字状出血、腹膜、腹腔内脂肪組織、鰾に点状出血がみられる。内部所見、病理所見として血様腹水貯留、腎臓、脾臓の造血器官の壊死、骨格筋内の出血が認められる。稚魚の突然の大量死に始まり、10℃前後で魚体重0.5g以下の稚魚の場合、累積脂肪率は60~100%となる。成長に伴って死亡率は低下する。
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