畑屋村とは? わかりやすく解説

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畑屋村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/28 08:55 UTC 版)

はたやむら
畑屋村
廃止日 1955年3月31日
廃止理由 新設合併
千屋村畑屋村千畑村
現在の自治体 美郷町
廃止時点のデータ
日本
地方 東北地方
都道府県 秋田県
仙北郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 6,223
国勢調査1950年
隣接自治体 大曲市
仙北郡六郷町、千屋村、高梨村
畑屋村役場
所在地 秋田県仙北郡畑屋村
座標 北緯39度26分11秒 東経140度33分03秒 / 北緯39.43631度 東経140.55078度 / 39.43631; 140.55078座標: 北緯39度26分11秒 東経140度33分03秒 / 北緯39.43631度 東経140.55078度 / 39.43631; 140.55078

町村制施行当時の仙北郡
36.畑屋村
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畑屋村(はたやむら)は、秋田県仙北郡にあった。現在の美郷町中部にあたる。

地理

東西に長い純農村地帯で、和語で「ハタヤ」は耕地の意であるという[1]秋田県道11号角館六郷線(通称「角六線」)が南北を走り、それに交わる東西に長い村道(現在は町道)沿いに集落が立地する[1]。中野・塚・曙周辺は扇状地扇央部にあたり、かつては畑地も多かったが現在は水田化が進んでいる[1]。上流の金沢東根には水田のほか果樹園もみられる[1]。上畑屋・安城寺は扇端部に相当し、湧水地帯となっている。「畑屋うさぎ」は大きいものだと10キログラムになるという日本一の大型品種のうさぎとして知られている[1][2]

歴史

旧高・旧領

明治初年の石高は以下の通り[5]

旧高 旧領 旧県
安城寺村 553.802002石 秋田藩(久保田藩 秋田県
中野村 327.117004石 秋田藩(久保田藩) 秋田県
金沢東根村 890.598022石 秋田藩(久保田藩) 秋田県
羽貫谷地村 536.205994石 秋田藩(久保田藩) 秋田県
畑屋村 920.710022石 秋田藩(久保田藩) 秋田県
鑓田村 386.398010石 秋田藩(久保田藩) 秋田県
合計 3614.831054石

出身有名人

  • 高橋午山 (漢詩人)
  • 深澤多市(深澤紫水)(郷土史家、金沢東根出身)
  • 高橋亀蔵(畑屋村長、篤農家)

脚注

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注釈

  1. ^ 戦前期に飯詰村の村長江畑新之助らによって建設された農業水利用のため池。現代では千畑町によって「仏沢公園」として周辺整備がなされ、テニスコート屋内プール温浴施設などがある。

出典

参考文献

  • 近江正義「畑屋」 『秋田大百科事典』秋田魁新報社、1981年9月。ISBN 4-87020-007-4 
  • 千畑村郷土誌編纂委員会(編) 編 『千畑村郷土誌』千畑村、1986年2月。 
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会(編集) 編 『角川日本地名大辞典 5 秋田県』角川書店、1980年3月。 ISBN 4040010507 

関連項目

外部リンク



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