甲武信ユネスコエコパークとは? わかりやすく解説

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甲武信ユネスコエコパーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/08 08:54 UTC 版)

甲武信岳
金峰山

甲武信ユネスコエコパーク(こぶしユネスコエコパーク)は、山梨県東京都埼玉県長野県にまたがる日本で10番目のユネスコエコパーク(生物圏保存地域)。構成地域は12市町村。

概要

甲武信ヶ岳をはじめとする奥秩父山塊秩父多摩甲斐国立公園)のエリアを含む関東山地の大部分からなり、荒川多摩川笛吹川千曲川信濃川)など主要の河川の水源地がある。総面積は190,603ha、核心地域は13,364haである[1]。甲武信は旧国名甲斐国武蔵国信濃国による通称から取り、構成市町村は山梨県の甲府市山梨市大月市北杜市甲斐市甲州市小菅村丹波山村、埼玉県の秩父市小鹿野町、長野県川上村、東京都奥多摩町である。

関東山地は急峻な山岳地帯でありながら、風化作用による土壌が発達しているため、稜線付近まで森林が広がり、日本アルプスに比べて山肌が見える場所は少ない。一帯には約320種が存在する日本のチョウの約4割である126種が生息しており、ニホンツキノワグマニホンジカニホンカモシカなどの大型哺乳類クマタカノスリなどの猛禽類も見られる。南側の山梨県内は古くから「甲州八珍果」と呼ばれるぶどうなどの果物の産地である[1]2019年(令和元年)6月19日にユネスコエコパークに登録。

沿革

  • 2016年(平成28年)5月 - 甲武信水の森ユネスコエコパーク登録推進協議会を設立
  • 2017年(平成29年)3月 - 甲武信ユネスコエコパークに名称変更。
  • 2019年(令和元年)6月 - 登録。

山岳

河川

地形・観光

交通

脚注

  1. ^ a b Kobushi Biosphere Reserve, Japan” (英語). UNESCO (2020年4月). 2023年2月8日閲覧。

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