田中36号墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 06:34 UTC 版)
「田中古墳群 (高島市)」の記事における「田中36号墳」の解説
田中36号墳は、2007年(平成19年)に田中古墳群のうちで初めて本格的な発掘調査がなされた古墳である。 直径24メートル、高さ4メートルの円墳。九州地方の古墳と共通する「石屋式」の横穴式石室が検出された。石室の全長は7.9メートルを測り、壁面には赤色の顔料が塗られている。そのほか、馬具・土器類等多くの副葬品が出土した。以上より、築造年代は6世紀後半頃と推定される。 現在では遺構は埋め戻されている。
※この「田中36号墳」の解説は、「田中古墳群 (高島市)」の解説の一部です。
「田中36号墳」を含む「田中古墳群 (高島市)」の記事については、「田中古墳群 (高島市)」の概要を参照ください。
- 田中36号墳のページへのリンク