田中昌太郎 (翻訳家)とは? わかりやすく解説

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田中昌太郎 (翻訳家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/01 01:02 UTC 版)

田中 昌太郎(たなか しょうたろう、1936年3月6日[1] - )は、日本の翻訳家

父は哲学者田中美知太郎[2]

略歴

東京出身[3]。 1959年京都大学文学部英文科卒[3]。1959年から1978年に筑摩書房編集部に勤務したのち、翻訳家となる[3]。 英語のノンフィクション、小説などを翻訳。時に純文学も訳す。日本文芸家協会会員[3]

翻訳

  • 『コンゴ河 その発見、探検、開発の物語』(ピーター・フォーバス、草思社) 1979
  • 『トロイナの橋』(ジーノ、ハヤカワ文庫) 1980
  • 『大統領プログラミング計画』(ローランド・ペリイ、早川書房) 1980
  • 『英国プリンス誘拐』(アンドルー・クロフツ、ハヤカワ文庫) 1980
  • ルドルフ・ヘス暗殺 シュパンダウ囚人第七号の秘密』(ヒュー・トマス、早川書房) 1981
  • 『ティグリス号探検記 文明の起源を求めて』上・下(トール・ヘイエルダール小川英雄共訳、筑摩書房) 1981、のちちくま文庫 1989
  • 『ハント姉妹殺人事件』(クラーク・ハワード、早川書房) 1981
  • 『トロイの黄金』(ロバート・L・フィッシュ、講談社) 1982
  • 『ダイヤモンド神話の崩壊』(エドワード・J・エプスタイン、早川書房) 1983、のち改題文庫化『ダイヤモンドは永遠か?』
  • 『進歩の前哨基地』(コンラッド人文書院、コンラッド中短篇小説集1) 1983
  • 『北京の隠者 エドマンド・バックハウスの秘められた生涯』(ヒュー・トレヴァ=ローパー、筑摩書房) 1983
  • 『智勝寺殺人事件 大谷本部長捜査シリーズ』(ジェイムズ・メルヴィル、中央公論社C★NOVELS) 1983
  • 『英人教師殺人事件 大谷本部長捜査シリーズ』(ジェイムズ・メルヴィル、中央公論社、C★NOVELS) 1984
  • 『神戸港殺人事件 大谷本部長捜査シリーズ』(ジェイムズ・メルヴィル、中央公論社、C★NOVELS) 1984
  • 『拳聖デンプシーの生涯 世界ヘビー級史上最強の男の自叙伝』(ジャック・デンプシーベースボール・マガジン社) 1984
  • 『ヒトラー日記』(リチャード・ヒューゴー、創元推理文庫) 1984
  • 『スピアフィッシュの機密』(ブライアン・キャリスン、ハヤカワ文庫) 1984
  • 『女と男の名誉』(リチャード・コンドン、ハヤカワ文庫) 1985
  • 『感傷の向う側』(ジョゼフ・マクナマラ、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1986
  • 『シェルゲーム』(ダグラス・ターマン、早川書房) 1986
  • 『死のシンフォニー』(トマス・ハウザー、創元推理文庫) 1987
  • 『ジェイド・タイガーの影』(クレイグ・トーマス、早川書房) 1987
  • 『スカーレット最終戦略』(ディヴィッド・アーロン、二見文庫) 1987
  • ラストエンペラー』(エドワード・ベア、ハヤカワ文庫) 1987
  • 『蛇と虹 ゾンビの謎に挑む』(ウェイド・デイヴィス、草思社) 1988
  • エヴェレスト初登頂の謎 ジョージ・マロリー伝』(トム・ホルツェル, オードリー・サルケルド、中央公論社) 1988
  • 『大統領医務官を追え!』(ウィリアム・ウルフォーク、創元推理文庫) 1988
  • 『戦闘攻撃機ブラックホーク』(ジョン・スミス、ハヤカワ文庫) 1989
  • 『ミラージュを盗め』(ジェイムズ・フォレット、二見文庫) 1989
  • 『死の変奏曲』(ポール・マイヤーズ、創元推理文庫) 1989
  • 『ハイランダー号の悪夢』(ブライアン・キャリスン、ハヤカワ文庫) 1990
  • 『ファイア・アロー奪回作戦』(フランクリン・アレン・リーブ、早川書房) 1990、のち文庫 1999
  • 『死のアリア』(ポール・マイヤーズ、創元推理文庫) 1990
  • 『インナー・トラヴェルズ』(マイクル・クライトン、早川書房) 1991、のち文庫、のち改題新版『トラヴェルズ 旅、心の軌跡』
  • 『怒りの核ミサイル』(ラリー・コリンズ、ハヤカワ文庫) 1991
  • 『零下の亡命山脈』(テレンス・ストロング、二見文庫) 1991
  • 『オーストラリアと日本 新しいアジア世界を目指して』(ウォーレン・リード、中公新書) 1992
  • 『デヴィの丘 インドの消えゆく面影』(E・M・フォースター、図書出版社、海外旅行選書) 1992
  • 『復讐するメッセンジャー』(スチュアート・ジェイムズ、ハヤカワ文庫) 1993
  • 『沈黙のベルファスト』(ブライアン・ムーア、ハヤカワ文庫) 1993
  • さらば、わが愛/覇王別姫』(李碧華、ハヤカワ文庫) 1993
  • 『報復のコスト』(スティーヴン・レザー、新潮文庫) 1994
  • 『贈物の時 ヨーロッパ徒歩旅行1』(パトリック・リー・ファーマー、図書出版社、海外旅行選書) 1994
  • 『遥かなるドナウ ヨーロッパ徒歩旅行2』(パトリック・リー・ファーマー、図書出版社、海外旅行選書) 1995
  • 『中国海域、燃ゆ 原潜シーウルフ脱出作戦』(マイケル・ディマーキュリオ、二見文庫) 1995
  • 『北海、最後の追撃 原潜シーウルフ特攻作戦』(マイケル・ディマーキュリオ、二見文庫) 1995
  • 『チャイナマン』(スティーヴン・レザー、新潮文庫) 1996
  • 『f2f』(フィリップ・フィンチ、早川書房) 1996
  • 『FBI対CIA アメリカ情報機関暗闘の50年史』(マーク・リーブリング、早川書房) 1996
  • 『陰謀のセオリー』(J・H・マークス、新潮文庫) 1997
  • 『おまえが殺ったと誰もが言う 南部女子学生惨殺事件の真相』(ピート・アーリイ、ハヤカワ文庫) 1997
  • 『マルベリー作戦』(ダニエル・シルヴァ、早川書房) 1998、のち文庫
  • 『独裁者の島』(ブライアン・ムーア、ハヤカワ文庫) 1998
  • 『阿片』(マーティン・ブース、中央公論社) 1998
  • 『日本封鎖』(マイケル・ディマーキュリオ、二見文庫) 1999
  • 『極北のハンター』(ジェイムズ・バイロン・ハギンズ、ハヤカワ文庫) 2000
  • 『殺戮者カイン』(ジェイムズ・バイロン・ハギンズ、ハヤカワ文庫) 2001
  • 『龍の系譜 中国を動かす秘密結社』(マーティン・ブース、中央公論新社) 2001
  • 『上海の紅い死』(ジョー・シャーロン、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2001
  • 『デスゲーム24/7』(ジム・ブラウン、ハヤカワ文庫) 2002
  • 『傭兵部隊<ライオン>を追え』(ブラッド・ソー、ハヤカワ文庫) 2002
  • 『虐殺魔〈ジン〉』(マシュー・B・J・ディレイニー、ハヤカワ文庫) 2003
  • 『テロリスト〈征服者〉を撃て』(ブラッド・ソー、ハヤカワ文庫) 2003
  • 『鷲の眼』(デイヴィッド・ダン、ハヤカワ文庫) 2004
  • 『〈亡霊国家ソヴィエト〉を倒せ』(ブラッド・ソー、ハヤカワ文庫) 2005
  • 『破壊計画〈コルジセプス〉』(デイヴィッド・ダン、ハヤカワ文庫) 2006

バリー・リード

  • 評決』(バリー・リード、ハヤカワ文庫) 1983
  • 『決断』(バリー・リード、早川書房) 1994、のち文庫
  • 『起訴』(バリー・リード、早川書房) 1996、のち文庫
  • 『疑惑』(バリー・リード、ハヤカワ文庫) 1999

ジェラルド・シーモア

  • 『攻撃ヘリ<ハインド>を撃て』(ジェラルド・シーモア、ハヤカワ文庫) 1985
  • 『テロリストの荒野』(ジェラルド・シーモア、ハヤカワ文庫) 1987
  • 『プレトリア救出戦』(ジェラルド・シーモア、ハヤカワ文庫) 1989
  • 『マグデブルク越境工作』(ジェラルド・シーモア、新潮文庫) 1989
  • 『襲撃指令』(ジェラルド・シーモア、ハヤカワ文庫) 1991
  • 『生還の代償』(ジェラルド・シーモア、新潮文庫) 1991
  • 『レッド・フォックス』(ジェラルド・シーモア、新潮文庫) 1992

脚注

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.456
  2. ^ 『語学者の散歩道』、柳沼重剛、研究社出版、p.6
  3. ^ a b c d 日外アソシエーツ現代人物情報より



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