用語としての「半定住」の端緒
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「二地域居住」の記事における「用語としての「半定住」の端緒」の解説
用語としては「半定住」のほうが先とみられる。 2002年の国の懇談会において、森巖夫(明海大学教授)は「これからは『半定住』が重要である。半定住とは、仕事や生活の段階に応じて都市に住んだり、地方に住んだりすることである」と述べている。 地方自治体でも、「半定住」の促進を掲げる例が増えている(「定住」を政策として推進することを放棄したわけではない)。 県レベル 富山県の「未来とやま戦略アクションプラン」(中間とりまとめ案、2006年4月26日)ではより具体的に、『ときどき(週末)富山県民』の掘り起こしとコーディネートとして、首都圏居住者が、週末や連休を富山県でスポーツなどの活動をする、「ときどき富山県民」へのアプローチに取り組む。(体験型半定住人口の掘り起こし)同県では、2006年度の政策予算の資料で、半定住を「首都圏等と地方の両方に家を持つマルチハビテーション、長期滞在、週末毎などの反復滞在を指す。」と定義づけている。 市町村レベル 鹿児島県加世田市の地域再生計画の中にも「交流人口・半定住人口の拡大と新たな雇用確保を図り…」と、交流人口と並んで半定住を取り上げられている。
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