甦るナイキダンク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/20 05:57 UTC 版)
日本市場を中心にヴィンテージスニーカーへの関心が最高潮に達した1990年代末期、それまで何度も噂されたナイキダンクの復刻が遂に実現する。1999年初頭より発売開始した新生ナイキダンクは、まず往年のカレッジカラーを彷彿させるハイトップを計6色、次いでローカットを3色展開。その後、NYC刺繍のリミテッドエディションなど数型を挟んで登場したのが"裏ダンク"である。東京シティアタックと命名された新たな戦略のもと、アッパーの配色を反転した各2色組み全18型のナイキダンクは、その復刻を世界で最も待ち望んでいた日本市場に猛烈なダンク旋風を巻き起こし、暫く後の2001年には東京・原宿のスニーカーショップ「ATMOS」共同企画のターミネイターカラーからストリートファッションの世界ブランド「STUSSY」共同企画のオストリッチおよびスネークスキン仕様へと爆発的なブレイクを連鎖していった。さらにスエードアッパーをマルチカラーで配色した2001年発売の"クレイジーダンク"然り、カーフレザーを贅沢に採用した2003年発売の初代プレミアムもまた然り、いずれも日本限定のリミテッドエディションであり、ナイキダンクの復刻当初をいかに日本市場が支えていたかは言う迄もない。
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